東京慈恵会医科大学附属病院脳神経外科 脳血管内治療センター

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病気について

脳動脈瘤

脳の血管(動脈)が風船のようにコブ状になったものです。無症状であることが多いですが、動脈瘤が大きくなると神経の圧迫による症状が出ることもあります。脳動脈瘤の破裂はくも膜下出血の原因として最も多いです。
毎年約300人の動脈瘤患者さんが当科を受診され、約3人に1人が治療を受けています。2003年の血管内治療センター設立から約3200人の脳動脈瘤患者さんが外来を受診され、治療・未治療に関わらずその後も当科にて経過観察を行っています。

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大型脳動脈瘤の最新治療

大型脳動脈瘤に対する最新治療として「フローダイバーターステント」が登場しました。国内でも経験数が多い施設であり、このような最新機材を使いながら、安全・確実な治療を目指しています。

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脳梗塞

脳の血管(動脈)の狭窄や閉塞が原因で脳の活動に必要な栄養や酸素を供給することができず、脳組織が壊死に陥る病気です。早急な治療によって後遺症を防ぐことができます。

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頚動脈狭窄症

頚動脈狭窄症とは脳の主要な血管である頚動脈が動脈硬化により血管壁が厚くなる病気です。無症状で発見されることもありますが、狭窄が侵攻すると脳への血流低下をきたし、将来的に一時的な麻痺(一過性脳虚血発作)や脳梗塞を引き起こす原因となります。

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脳動静脈奇形

脳に酸素を運搬する血管(動脈)と不要な二酸化炭素を心臓へ運搬する血管(静脈)が毛細血管を介さずに、異常血管網(ナイダス)を解して直接交通してしまう病気です。脳出血やくも膜下出血をきたすこともあり、周囲の正常な脳への血流を低下させて痙攣発作を引き起こすこともあります。

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硬膜動静脈瘻

頭に酸素を運搬する血管(動脈)と不要な二酸化炭素を心臓へ運搬する血管(静脈洞)が直接交通してしまう病気です。圧の高い動脈の血液が本来は圧の低い静脈に流れ込むことにより、静脈洞の中の圧が上がって血流の逆流やそれによる脳のうっ血をきたします脳出血や痙攣などの症状が出現することもあります。

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